2014年12月28日日曜日

あのときの気持ちの文章

部屋の掃除をしていて、外国にいたときに使っていたスケジュール帳が出てきました。最初のページを繰ってみると、7月の初めにスウェーデンの極北をロングハイクしていたときの走り書きが。自分で書いておきながら、そのときの気持ちがぐっと染み込んだ良い文章だなと思ったのでご紹介したいと思います。



自分の足で歩いて、進んで、登ったからこそ感じる、見れる景色がある。自分が進みたい知りたいと思えば必ずその先には新しい世界がある。
地球は素晴らしい。私はその中の小さな1ピースとして生かされている。地球の持っている大自然の中で歩いて泳いで動かされている。
自然と遊ぶこと、地球と遊ぶことの中では人種も性別も年齢も関係ない。そこに居るということを一緒に楽しむことができたら、言葉はなくても仲間になれる。地球と遊ぶってすごくシンプルだと思う。自然に身をゆだねて、経験して、わくわくしたり、感動したり、そして、自然を好きになると、それを守りたいって思う。
だからなのかな、自然の中に集まる人はみんな良い人だ。温かくて強くて芯がある人だ。
自然の中に包まれているときにはいつも何となく張ってしまっているバリアみたいなものがスーッとなくなっているような気がする。こちらが心を開けば相手も開いてくれるというのは、本当のことなのだなと思う。
自然はいつも私たちに開かれている。飛び込むのはいつだって、自由なんだな。少しだけ飛び込んでみたらきっと何か動いて行くんだ。
04, 07, 2014 by Midori Sanada at Nikkaluokuta



(文章は一切修正をせずに そのまま記載しました。句読点や文脈など読みづらいかと思いますがご了承ください)

Kundsledenをハイク中の1枚。相棒のテントと雄大な景色。


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